おてろくQRコード
qrcode

スポンサーサイト

  • 2009/04/11
  • -
  • スポンサードリンク
  • -

一定期間更新がないため広告を表示しています









昨年の暮れ、池袋にある「大桃豆腐」さんへおじゃましました。

何を隠そうおてろくスタッフの私は大桃豆腐さんが企画されている『大豆3反プロジェクト』の会員でもあるのです。
その日は「畑で出来たものやそれを使った加工品」を受け取りました。いただいたのは味噌(1700g)、納豆6パック(おまけに3パック追加してくださいました)、大豆550g、黒豆210g、米2kgでした。
会員になって数回、茨城県結城市にある畑へおじゃましましたが、そこで育った大豆かと思うと喜びもひとしおです。

そもそも、私が大桃豆腐さんを知るきっかけになったのは知人のSさん。彼が昨年、1月より大桃豆腐さんで修行を始めたのです。今ではお店には欠かせない存在で大活躍中です。
彼とは千葉の農家さんのお手伝いに行った時に知り合いました。
大桃豆腐さんとは不思議なご縁を感じます。

店構えは一見、どこにでもあるごくごく普通のお豆腐屋さん。
しかし「大桃豆腐」さんはそんじょそこらのお豆腐屋さんではありません。
ここのお豆腐をひとくち食べたら、ここの豆乳をひとくち飲んだら、ここの汲み湯葉を
ひとくち食べたら今まで食べたていたものは何だったんだろうかと、既成概念を崩されること間違いなしです。
グルマンディーズ(くいしんぼう)の私はかなりいろいろな豆腐を試しましたがいまだにここの右にでるものには出会っていません。

その理由はやはり素材。国産大豆100%使用であること。更にすごいのは国産大豆を豆腐の種類によって使い分けていること。豆を変えることによって味と作り方が違ってくるそうです。
夏場の時期で7〜8種類。現在は6種類。倉庫には13〜15種類あるそうです。
どんどん種類が増えていったのはお客さんによって好みがまちまちで要望に答えていった結果だそう。ちなみに普通のお豆腐屋さんは2〜3種類を扱っているそうです。

そして、美味しい理由には大桃さんの作り手の意識にあると思うのです。
大桃さんの職人としての粋を感じるところはご本人は全く気負いが無くさりげなく国産大豆を使用していること。
「この場所で60年近く営業していて安全安心に確かに気を使うができる範囲のことを普通にしているだけ」だそう。
ただその一方でフードマイレージを意識されています。

「安全のために有機の大豆を考えるなら輸入ものを選ぶでしょう。有機・無農薬にこだわらないのは現状として日本の農家が成り立たないからです。」と大桃さん。
大桃さんは現在『大豆3反プロジェクト』という企画を行なっています。茨城県結城市の畑で主に大豆を会員さん達と共に育てていらっしゃいます。
「そのことによって、ますますマイレージの高い大豆が出来てしまっています。というのも毎週日曜日9ヶ月間車で通ったのでガソリンを計450ℓ使った計算になるからです。」
「では、もう3反プロジェクトは行なわないのですか?」と質問したら
「マイレージの高い大豆は出来てしまうが、あえて輸入から国産に意識を変えてもらうことに意味があるんです。」とおっしゃていました。

大桃さんが国産大豆を意識するようになった理由が興味深いのです。
きっかけは2年前にお店の改装期間中の8ヶ月間に全国の生産地を直接見て回りその際にとても貴重な経験をされ国産大豆を使うようになったとのことです。
そして初めて国産大豆を使って豆腐を作った時に全く違う豆腐が出来て感動したそうです。(週1回国産大豆豆腐を作るようになった)
最終的にはお客さんにどれが国産大豆かと聞かれて返答が面倒くさくて一気に国産大豆100%に切り替えてしまったことが理由とのこと。

でも1番の理由は「輸入大豆を使うよりも国産の大豆を使う方が豆腐作りをしていて楽しいから」だそうです。

そんな作り手の意識が反映されてそんじょそこらの豆腐とは違う「旨い」豆腐が作られるのです。
まさに職人の心意気。芸術作品の誕生です。
日本の伝統文化は大桃さんのような方にさりげなく守られているのですね。
みなさんもそんな素敵な作品をぜひ召し上がってくださいね。
そして大豆畑にもぜひぜひ足を運んでみてください。

そして2年半前に国産大豆に切り替えてから、いろいろな繋がりもいつのまにかできていったそうです。
お店にはアーサ・ビナートという詩人さんが常連さんになったり、
大桃豆腐さんのご近所の「たまにはTSUKIでも眺めましょう」(オーガニックバー)とその常連さんのマート島山さん(八百屋さん)と要町の「cafeあめんぼ」さんと「こんがりパン屋」さんとも自然に繋がり昨年の7月に、近所の廃校になった小学校で「六ヶ所村
ラプソディー」の上映会を行なったそうです。
その際に鎌仲監督と知り合い鎌仲監督も『大豆3反プロジェクト』のメンバーに加わわれたそうです。
アーサ・ビナートさんも鎌仲監督の知人であり『大豆3反プロジェクトのメンバー』だそうです。

最後に国産大豆以外に何かこだわりはありますか?と伺うと「GM(遺伝子組み換え作物)は使いたくない。なぜなら生産者の自由を奪ってしまうから。播いた覚えが無くてもいつの間にかGMが生えてきて農作物・農場を没収されるケースがカナダ等で起こっている。またGMは味が均一化されてしまうのも問題でいろいろな味が食べられる事が大切です。」とおっしゃっていました。

そして「六ヶ所村ラプソディー」を見る方々にメッセージをお願いしました。
「私自身は原発は反対です。しかし実際、我々がこれだけエネルギーを使っていて反対と言い切れない部分もある。これからどうやっていかなくてはいけないのか国民みんなが考えていかなくてはいけない。そうしなければ一部の人の言いなりになってしまう気がする。私も考える機会を与えられたから参加した人に考える機会が与えられればいいと思います。」というお言葉をいただきました。







〔大桃豆腐〕
営業時間/9:00〜19:00
定休日/日・祝日
東京都豊島区池袋3-61-10
Tel・Fax/03-3971-3817
http://ohmomo.com/

〔文:もめん@おてろく〕








スポンサーサイト

  • 2009/04/11
  • -
  • スポンサードリンク
  • -








Comments









Trackbacks